マザーズ指数は大幅反落、メルカリ急落を嫌気/マザーズ市況

市況
2019年11月8日 15時35分

本日のマザーズ指数は大幅反落となった。前日の米国株高や為替市場における円安進行から、指数は朝方こそ底堅いスタートとなったが、その後は大引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。米中貿易摩擦に対する好悪材料入り混じるニュースフローが伝わるなか、マザーズ市場では、前日大引け後に20年6月期第1四半期営業損益を70.10億円の赤字(前年同期実績25.13億円の赤字)と発表したメルカリ<4385>に対する失望売りが指数を押し下げた。また、本日は週末要因に加え、大引け後のマザーズ主力級銘柄のミクシィ<2121>による決算発表を控えていることもあり、押し目買いの動きは乏しかった。なお、売買代金は概算で798.85億円。騰落数は、値上がり110銘柄、値下がり177銘柄、変わらず14銘柄であった。

値下がり率上位銘柄では、前述したメルカリがスマホ決済での費用増や米国事業への先行投資が響いたことで赤字幅拡大となり、前日比で18%安になったほか、NATTY SWANKY<7674>や霞ヶ関キャピタル<3498>などがそれに続いて大幅安に。売買代金上位銘柄では、ジェイック<7073>、そーせい<4565>、サンバイオ<4592>、ブシロード<7803>、アンジェス<4563>、GNI<2160>、ラクス<3923>が軟調。一方で、セルソース<4880>がストップ高になり、Sansan<4443>は機関投資家による保有割合増加が明らかになったことで急伸したほか、Amazia<4424>、ホープ<6195>、中村超硬<6166>、Kudan<4425>などは上昇。

《SK》

提供:フィスコ

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