フリューが大幅反発、60万株を上限とする自社株買いを実施へ
フリュー<6238>が大幅反発している。13日の取引終了後、上限を60万株(発行済み株数の2.16%)または5億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これを好感した買いが入っている。取得期間は11月14日から20年2月12日までで、資本効率の向上及び株主還元の充実を図るのが目的としている。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高129億9200万円(前年同期比2.3%増)、営業利益18億400万円(同2.7%減)、純利益13億5200万円(同12.7%増)だった。
新機種の投入や直営店の新規出店及び既存店のリニューアル効果などで主力のプリントシール事業は好調だったものの、キャラクタ・マーチャンダイジング事業が落ち込んだほか、コンテンツ・メディア事業で資金事業開発のための費用が増加したことなどが響いた。
なお、20年3月期通期業績予想は、売上高276億円(前期比1.7%増)、営業利益36億円(同1.6%増)、純利益24億円(同27.5%増)の従来見通しを据え置いている。