エンバイオHが急反騰、一時的な利益圧迫要因なくなり上期営業利益2.9倍
エンバイオ・ホールディングス<6092>が急反騰している。13日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高42億8700万円(前年同期比7.2%増)、営業利益6億2600万円(同2.9倍)、純利益5億2300万円(同6.3倍)と大幅増益となったことが好感されている。
ブラウンフィールド活用事業で販売物件が増加したことや、自然エネルギー事業で18年11月に稼働開始した石川県羽咋郡の発電所の売電収入などが業績を牽引した。また前年同期は土壌汚染対策事業における新工法への先行投資や新規事業の立ち上げ遅れの影響などが利益を圧迫していたが、今期はそれらの一時的な要因がなくなったことも利益を押し上げた。
なお、20年3月期通期業績予想は、売上高92億3700万円(前期比7.9%増)、営業利益8億4000万円(同32.7%増)、純利益5億2300万円(前期1億5000万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。