旭化学が続急騰、3営業日で時価総額30%拡大も依然として会社解散価値の半値以下
旭化学工業<7928>が大幅高で3連騰、一時14%を超える上昇で589円まで上値を伸ばし連日の年初来高値を更新。わずか3営業日で時価総額を一気に30%も増加させたが、同社の1株純資産は前期実績ベースで約1200円あり、時価は依然として解散価値の半値以下に位置している。自動車部品を主力とするプラスチック成形品メーカーで、自動車業界向けなどで高水準の需要を取り込むことに成功し、営業利益が急拡大途上にあることも物色人気に火をつける背景となった。