NY株式:上昇、米中交渉への期待が広がる

市況
2019年11月16日 7時47分

米国株式相場は上昇。ダウ平均は222.93ドル高の28004.89、ナスダックは61.81ポイント高の8540.83で取引を終了した。米政権高官が米中交渉の進展を示唆し、買いが先行。10月小売売上高が予想を上振れたことも好感され、終日堅調推移となった。主要株価指数は最高値を更新し、ダウは節目となる28000ドルを上回った。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で食品・生活必需品小売や家庭用品・パーソナル用品が下落した。

半導体のアプライド・マテリアルズ(AMAT)は、決算内容が予想を上振れ、上昇。家具販売のRH(RH)は、著名投資家バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ(BRKB)が投資を開始したことが明らかとなり、堅調推移。百貨店のJCペニー(JCP)は、調整後一株損失が予想よりも縮小し、買われた。一方で、半導体のエヌビディア(NVDA)は、軟調な業績見通しが嫌気され、下落した。オンライン小売大手のアマゾン(AMZN)は、国防省による100億ドル規模のクラウド関連事業入札でのマイクロソフト(MSFT)による受注について異議申し立てを行なったが、売られた。

バークレイズは、配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズ(UBER)について、2021年までに黒字化し、株価も2倍に上昇する可能性を指摘した。

《FA》

提供:フィスコ

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