マザーズ先物見通し:買い先行か、外部環境好転に中小型株物色の期待も

市況
2019年11月18日 8時10分

本日のマザーズ先物は、米株高など外部環境の好転を背景に買いが先行しそうだ。前週末の米国市場では、相次ぐ米政府高官の発言で米中貿易協議の進展期待が高まり、NYダウは初めて28000ドルの大台を上回った。円相場も足元で1ドル=108円台後半と上昇一服している。米中協議進展に期待した買いが東京市場にも波及し、日経平均は続伸して始まりそうで、マザーズ先物にも好影響をもたらすだろう。マザーズ指数は前週、25日移動平均線水準を再び下回るなど、日経平均や日経ジャスダック平均に比べ出遅れ感が強い。企業決算の発表一巡に伴い中小型株物色の活発化も期待されており、マザーズ指数の戻りを見越した先物の買い戻しの動きが出てくる可能性がある。ただ、トランプ米大統領は現時点で米国が来月15日に予定する対中制裁関税第4弾を発動する計画は変えていないとの見方も示すなど、米中協議の先行きに不透明感は残る。個人投資家の物色意欲がさほど高まらず、マザーズ先物についても様子見ムードが続くことも想定される。上値のメドは865.0pt、下値のメドは850.0ptとする。

《FA》

提供:フィスコ

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