JCRファーマ続急伸で年初来高値更新、業績面で優位性光るバイオ関連
JCRファーマ<4552>が続急伸、10月30日につけた高値8750円を上回り年初来高値を更新した。同社はホルモン製剤を収益の主力にバイオシミラーにも傾注している。遺伝子組み換え分野での技術蓄積で優位性を持ち、収益面では遺伝子組み換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」が収益牽引役を担う。健康な人の骨髄から抽出した間葉系幹細胞を使った細胞医薬品である「テムセル」も再生医療分野の有力商品として需要開拓が進んでいる。目先バイオ関連株の一角を買い戻す動きが出ており、業績内容の良い同社株に物色の矛先が向いている。