明日の為替相場見通し=FOMC議事録など注視
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米中動向に加え米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録などが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=107円80~109円00銭。
この日は、米上院が「香港人権法案」を全会一致で可決したことから、中国は同法案が成立した場合、報復することを改めて表明。これを受け、米中摩擦の激化懸念でドルが下落する場面があった。依然、米中動向からは目が離せないが、今晩は10月開催分のFOMC議事録が公表される。市場では米金融政策は当面、据え置かれるとの見方が有力だが、今後の方向性を確かめるためにも同議事録の中身を吟味することになりそうだ。