本日注目すべき【好決算】銘柄 菱洋エレク、ギグワークス、アルデプロ (28日大引け後 発表分)

注目
2019年11月29日 7時01分

28日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

菱洋エレクトロ <8068>   ★今期経常を19%上方修正

◆20年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比33.0%増の16.6億円に拡大して着地。Windows7のサポート終了を控え、パソコン向けソフトウェアの販売が好調だったうえ、デジタル家電向け半導体も増加し、17.6%の大幅増収を達成したことが寄与。

併せて、通期の同利益を従来予想の16億円→19億円に18.8%上方修正。増益率が8.5%増→28.9%増に拡大する見通しとなった。

土屋HD <1840> [東証2]  ★前期経常を35%上方修正

◆19年10月期の連結経常利益を従来予想の3.1億円→4.3億円に34.8%上方修正。住宅事業で戸建て住宅などの販売が伸びたほか、不動産事業における売却益も膨らみ、売上高が計画を13.7%も上回ったことが利益を押し上げた。

ギグワークス <2375> [東証2]  ★今期経常は12%増で4期連続最高益、4円増配へ

◆19年10月期の連結経常利益は前の期比30.7%増の8億円に拡大して着地。続く20年10月期も前期比12.4%増の9億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は主力のBPO事業でフードデリバリーの営業代行や運営支援業務の受注が伸びた。今期は5G基地局設置案件などが増加するほか、BPO事業の組織再編による収益向上を目指す。

併せて、今期の年間配当は前期比4円増の18円に増配する方針とした。

アルデプロ <8925> [東証2]  ★非開示だった今期経常は23億円の黒字に急浮上へ

◆非開示だった20年7月期の連結経常損益は23.5億円の黒字(前期は18.8億円の赤字)に浮上する見通しとなった。都心部のオフィス需要の高まりや機関投資家・富裕層による旺盛な不動産需要が続くなか、販売用不動産の売却が進み、売上高は前期比27.4%増の203億円を見込む。

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