明日の為替相場見通し=米11月ISM製造業景況感指数に注目

通貨
2019年12月2日 17時56分

今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、リスクオンの地合いが続くかどうかがポイントとなりそうだ。予想レンジは1ドル=109円30銭~109円90銭。

2日の東京市場では一時109円70銭台に上昇。中国国家統計局が11月30日に発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想に反して景気拡大と悪化の分かれ目となる50を7カ月ぶりに上回ったことや、2日に発表された中国Caixin(財新)PMIが市場予想を上回ったことが支援材料となった。今晩は米11月ISM製造業景況感指数の発表が予定されており、中国に続いて米国でも景況感の改善が確認できれば上値を試す展開となりそうだ。ただ、心理的な節目である110円に迫る場面では売り圧力が強まることが予想され、大台乗せには米中貿易協議の進展などの材料が望まれる。なお、今晩には米11月PMI改定値や米10月建設支出などの発表も予定されている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.