石油関連株は軒並み高、OPECプラスでの協調減産強化を好感
石油関連株は軒並み高。国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>、JXTGホールディングス<5020>、コスモエネルギーホールディングス<5021>などが揃って値を上げている。先週末6日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は前日比0.77ドル高の1バレル=59.20ドルに上昇。終値ベースで9月中旬以来の水準に値を上げた。5~6日に開催された石油輸出国機構(OPEC)総会とロシアなど非加盟国を加えた「OPECプラス」では、減産規模を20年3月末まで日量50万バレル拡大することが決定された。これに伴う、原油需給の引き締まり期待から、原油価格が上昇し6日のニューヨーク市場ではエクソン・モービルなどが上昇。週明け9日の東京市場でも石油関連株に買いが先行する動きとなっている。