ウィルソンWが大幅反落、20年3月期業績予想を下方修正
ウィルソン・ラーニング ワールドワイド<9610>が大幅反落している。前週末6日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を35億円から26億円(前期比16.7%減)へ、営業損益を1億1000万円の赤字から3億7500万円の赤字(前年同期600万円の黒字)へ、最終損益を1億1000万円の赤字から4億1000万円の赤字(同7800万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気されている。
国内で下期における大型の提案案件が計画より少ないことに加えて、子会社売り上げ予想の減少でロイヤルティー収入が減少する見込みであることが要因。また、北米で例年、第4四半期に利益率の高い大型のライセンス契約を受注していたが、複数年契約案件の終了などで今期は現時点で相当する案件が見込まれないことも影響するとしている。
なお、従来未定としていた期末一括配当を無配(前期無配)にするとあわせて発表している。