マザーズ先物概況:続落、時価総額上位銘柄は引き続き軟調

市況
2019年12月12日 15時50分

12日のマザーズ先物は前日比4.0pt安の895.0ptと続落した。なお、高値は902.0pt、安値は891.0pt、取引高は2281枚。本日のマザーズ先物は、市場の関心が東証1部市場のハイテク株に向かうなか、引き続き時価総額上位銘柄群が軟調となり続落となった。前日の米国市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、米国の低金利が続くとの観測が広がったことで安心感に繋がり、主要指数は反発した。とりわけ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅上昇したことを材料に、半導体関連を中心に、東証1部市場のハイテクセクターに投資家の関心が向かった。そのため、マザーズ市場では、個別に材料のあった銘柄や直近IPO銘柄には物色が入ったが、時価総額上位銘柄群は引き続き軟調推移となった。また、明日のメジャーSQを控えての最終日ということもあり、ロールオーバーの動きも活発だった。今月はIPOラッシュであることから、資金流出などにより時価総額上位銘柄群の軟調推移が続きそうだ。売買代金上位では、昨日新規上場したマクアケ<4479>が16%超と大幅上昇したほか、先日、独占的国内販売権導出契約の締結の発表があったソレイジア<4597>も8%超と上昇した。一方、指数インパクトの大きいメルカリ<4385>やそーせい<4565>などは下落した。なお、本日新規上場したメドレー<4480>は公開価格(1300円)を30円下回る1270円で初値を付け、1255円での大引けとなった。

《YN》

提供:フィスコ

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