日経VI概況:低下、米低金利の継続化を受けて安心感

市況
2019年12月12日 16時00分

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は12日、前日比-0.28pt(下落率1.72%)の15.93ptと低下した。なお、高値は16.36pt、安値15.84pt。前日の米国市場は、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、米国の低金利が続くとの観測が広がったことで安心感に繋がり、主要指数は反発。特にSOX指数の大幅上昇を受けて、本日の東京市場でも半導体関連を中心とした値がさハイテク株の大幅高が目立った。そのため、若干の円高方向にありながらも225先物は堅調推移となった。下値不安も和らぐ形でプットは売られ、日経VIは低下した。

【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《YN》

提供:フィスコ

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