米国株見通し:米FRB依然利下げ傾斜との見方から買い継続も

市況
2019年12月12日 18時47分

S&P500先物  3148.75(+ 5.75) (18:20現在)

ナスダック100先物  8424.50(+19.00) (18:20現在)

18時20分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は40ドル高ほどで推移している。欧州株式市場はほぼ全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比ほぼ横ばいで推移。こうした流れを受け、12日の米株式市場は買い優勢で始まりそうだ。

前日の米FOMC声明やパウエル米FRB議長の発言を受けて、FRBの潜在的な次の行動はまだ「利上げよりも利下げに傾斜している」との見方になっており、株高につながりやすいとみられる。ただ、米国による対中追加関税第4弾の残り発動(15日)については、前日から特に動きはなく、不透明な状況が続く。NY原油先物は、重要イベント見極めムードでもみ合い展開が見込まれる。

本日発表となる米国の経済指標は、11月生産者物価指数と先週分新規失業保険申請件数。なかでも、新規失業保険申請件数は前回から増加が予想されており、株式市場にはややネガティブに材料になる可能性がある。

《KK》

提供:フィスコ

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