三井ハイテクは急反落、リードフレーム需要想定下回り20年1月期業績予想を赤字に下方修正

材料
2019年12月13日 10時35分

三井ハイテック<6966>は急反落している。12日の取引終了後、20年1月期の連結業績予想について、営業損益を3億円の黒字から2億円の赤字(前期4億9900万円の黒字)へ、最終損益を1億円の黒字から5億円の赤字(同3億200万円の黒字)へ下方修正し、営業黒字予想から一転して赤字予想としたことが嫌気されている。

電子部品事業でスマートフォンなどの携帯用端末や民生及び車載向けリードフレームの需要が想定を下回る一方、電機部品事業で車載向けモーターコアの需要が堅調に推移していることから、売上高は860億円(前期比4.9%増)の従来見通しを据え置いた。ただ、原材料価格の上昇や電子部品事業の売上高の大幅な減少が損益を悪化させた。

なお、第3四半期累計(2~10月)決算は、売上高644億6500万円(前年同期比3.7%増)、営業損益1億400万円の赤字(前年同期7億6600万円の黒字)、最終損益3億1700万円の赤字(同9億8300万円の黒字)だった。

同時に自社株買いの実施を発表した。35万株(発行済み株数の0.95%)、または7億円を上限としており、取得期間は12月13日から20年1月10日まで。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.