日経VI概況:大幅に低下、米中間の歩み寄り期待で日経平均は24000円台回復

市況
2019年12月13日 16時00分

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13日、前日比-1.19pt(下落率7.47%)の14.74ptと大幅に低下した。なお、高値は15.05pt、安値14.50pt。前日の米国市場は、米国が中国に対して15日に予定される追加関税の中止と既存関税措置の減額を提案したことが伝わったことなどで、買いの動きが広がった。為替が1ドル=109円50銭前後と大きく円安基調に入っていたこともあり、日経平均は終値で24000円台を回復するなど急伸した。225先物もナイトセッションの終値から更に上げ幅を拡大する展開となり、プットは急速に手仕舞われた。こうした背景から、日経VIは大きく低下し、再び14.00pt台の水準となった。

【日経平均VIとは】日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《YN》

提供:フィスコ

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