高田工は上昇加速、車載パワー半導体や5G関連の展開期待で5年ぶり900円乗せ
高田工業所<1966>は上昇加速、7%高と値を飛ばし、2014年11月以来約5年1カ月ぶりとなる900円台替えを果たした。製鉄・化学プラントを主力に手掛けるが、装置事業でスマートフォン向けセンサーや車載向けパワー半導体、5Gなどの通信分野など成長市場への展開を戦略的に進めており、中期成長力に期待した買いが入り始めている。PERは依然として5倍弱、PBR0.6倍台と水準訂正余地が高く、時価総額100億円未満と小型で足も速い。
最終更新日:2019年12月17日 09時23分