東邦鉛が7日続落、10~12月期決算で50億円程度の特損計上と報じられる
東邦亜鉛<5707>が7日続落している。きょう付けの日本経済新聞朝刊で「2019年10~12月期の連結決算で50億円程度の特別損失を計上する」と報じられたことが弱材料視されている。
記事によると、製品の一部が環境基準を満たしていなかった問題で補償費用を計上するという。同社は8月、安中製錬所(群馬県安中市)が過去に出荷した非鉄スラグ製品の一部で、土壌汚染対策法の土壌環境基準を超過した製品があることを発表。上期決算で関連費用約20億円を計上済みだが、追加損失を計上するという。これにより、20年3月期通期業績予想の下方修正への警戒感が働いているようだ。