チームスピリットが上値追い鮮明、DX関連の一角で人気化し戻り高値払拭
チームスピリット<4397>が5.6%高の2544円まで買われ、3連騰で12月2日の戻り高値2470円を払拭し新局面入りを明示している。同社は中堅企業を主要ユーザーに業務管理向けクラウドサービスを展開、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連の一角として頭角を現している。社員の勤怠管理や経費精算、電子稟議といった業務作業をクラウドを活用して一元管理するサービスを展開。契約社数が増勢にあるなか、大企業を顧客として開拓し一社あたりの売上高が拡大傾向にある。シンガポールに現地法人を展開するなど国内だけでなくアジア市場開拓にも積極的に乗り出している。ここにきて法人筋とみられる実需買いが断続的に流入している。