サムコが急騰で9年7カ月ぶり高値、半導体関連人気加速のなか東海東京が目標株価2600円でフォロー
サムコ<6387>が急騰、一時20%を超える上昇で1650円まで買われ、年初来高値更新となった。時価は2010年5月以来9年7カ月ぶりの高値圏に浮上している。同社は化合物半導体に特化した製造装置を手掛けており、ここ5G関連投資拡大を背景とした半導体需要の拡大を背景に追い風が強い。市場では「半導体製造装置関連株の人気が主力株から横に波及している。中小型株で値動きの良い銘柄を探す動きが目立ってきた」(国内証券アナリスト)と指摘。なお、同社株については東海東京調査センターが24日付でレーティングを「アウトパフォーム」、目標株価2600円で新規カバレッジしており、これを手掛かりに投資資金流入が加速した。