話題株ピックアップ【夕刊】(3):リーダー電子、ツナグGHD、リボミック

注目
2019年12月27日 15時18分

■みらいワークス <6563>  3,595円  +250 円 (+7.5%)  本日終値

みらいワークス<6563>が大幅高。同社はきょう、子会社で副業マッチングプラットフォーム「Skill Shift」を展開しているスキルシフトが新生銀行<8303>と連携し、副業マッチングサポートを開始したと発表。今回の連携では、新生銀の行員が「Skill Shift」を通じて副業に取り組むことで、地方企業の経営課題解決につなげたい考え。スキルシフトは今後も全国の事業者と連携を進め、都市部人材が持つ知見の流動性を副業によって高め、中小企業の経済発展に貢献するとしている。

■インテリックス <8940>  764円  +52 円 (+7.3%)  本日終値  東証1部 上昇率6位

インテリックス <8940> が急伸。26日大引け後、20年5月期上期(6-11月)の連結経常利益を従来予想の0.2億円→1.6億円に5.7倍上方修正。減益率が85.9%減→19.6%減に縮小する見通しとなったことが買い材料視された。中古再生マンションの販売がほぼ計画通りに推移するなか、販管費で先行投資関連の支出が想定を下回ったことが利益を押し上げた。なお、通期の経常利益は従来予想の7.4億円(前期は13.6億円)を据え置いた。

■SMN <6185>  864円  +52 円 (+6.4%)  本日終値

SMN<6185>が高い。同社はきょう、自社のマーケティングプラットフォーム「Marketing Touch」のデジタルスタンプサービスが、ショッピングセンターのアトレ大森が実施する新春キャンペーンに採用されたと発表。「Marketing Touch」のデジタル(電子)スタンプサービスは、静電マルチタッチ技術を応用し、ブラウザでスタンプの押印認証をすることができる、アナログとデジタルを融合したスマートフォン向けサービス。ユーザーのスマートフォンからサイト画面を表示するだけで使用可能なため、手間をかけず簡単に導入することができ、スタンプラリーやポイントカードなど、さまざまな施策で活用することができる。

■リーダー電子 <6867>  1,517円  +89 円 (+6.2%)  本日終値

リーダー電子<6867>は大幅高で3日続伸、今月17日に1633円まで駆け上がった後は調整を入れていたが、23日に1220円まで下値を試したところで切り返し下ヒゲを形成、以降再び上値追い態勢に移行している。電子計測器のファブレスメーカーで、放送機器やAV機器向けで高い実績を持ち、放送業界の4K映像フォーマット対応関連設備の需要拡大を背景に映像信号モニターなどが収益に寄与している。20年3月期営業利益は5億2000万円と前期比61%の伸びを見込むほか、中期経営計画として、25年3月期にビデオ関連機器市場での世界シェア60%超を目指す野心的な目標を掲げている。

■ツナグGHD <6551>  848円  +47 円 (+5.9%)  本日終値

ツナググループ・ホールディングス<6551>が4連騰し連日の年初来高値更新となった。26日の取引終了後、少額投資サービス「トラノコ」を提供するTORANOTEC(トラノテック、東京都港区)と業務提携を開始したと発表しており、これが好感された。ツナグ・ソリューションズが支援する顧客に対して、トラノテックが提供する福利厚生ソリューション「トラノコ福利厚生」の導入を支援。これにより飲食業や小売業を中心に、採用・定着力向上を望めるアルバイト・パートの採用支援を行うという。

■ライトアップ <6580>  1,690円  +69 円 (+4.3%)  本日終値

ライトアップ<6580>が3日ぶりに反発。同社はきょう、自社が提供している取材記事制作パッケージの導入件数が670件を超えたと発表。取材記事制作パッケージとは、専門性を持ったライターやカメラマンが現地に直接赴き、取材活動を実施し、自社のWebディレクターや Webエディターがライターの取材原稿から記事化を図る制作代行サービス。より多くの集客を促すため、検索エンジンを意識したキーワード選び、タイトル・小見出しを工夫するほか、文章構成にもWebコンテンツならではのライティングノウハウを取り入れるなど、SEO対策までトータルでご提供している。

■新日本建物 <8893>  470円  +14 円 (+3.1%)  本日終値

新日本建物<8893>は450円近辺のもみ合いを経て上放れ年初来高値を更新。同社は首都圏を中心にマンション・戸建て分譲や不動産流動化ビジネスを手掛け、不動産流動化ビジネスにも展開、日銀の緩和的政策が続くなか、収益環境には追い風が吹いている。配当利回りが4.3%近くあるほか、PER7倍と割安感が顕著。20年3月期はトップラインの伸びが前期比36%増予想と顕著で営業利益17億1000万円(前期比7.5%増)は上方修正余地が意識されている。

■リボミック <4591>  500円  +14 円 (+2.9%)  本日終値

リボミック<4591>が反発。26日の取引終了後、韓国AJU薬品(ソウル)と、韓国及び東南アジア地域におけるRBM-007の加齢黄斑変性症を適応疾患とするライセンス権許諾で基本合意したと発表したことが好感された。なお、本契約の締結は来春を予定しており、リボミックは最大で600万ドルのライセンス対価を受け取る見込みとしている。

■丸文 <7537>  635円  +17 円 (+2.8%)  本日終値

丸文<7537>がマドを開けて買われたほか、伯東<7433>など半導体商社が上値指向。ここ半導体関連の中小型株に軒並み株価を動意させるものが増えている。そのなか、半導体製造装置メーカーに株価を先駆させるものが目立ったが、指標面で割安な半導体商社株もリターンリバーサル狙いの物色対象として浮上している。丸文は売買高も増勢で、テクニカル的には11月6日につけた戻り高値644円を払拭すれば上値が軽くなる。

■共栄タンカー <9130>  950円  +25 円 (+2.7%)  本日終値

共栄タンカー<9130>が続伸。この日の午前中、連結子会社が保有する油槽船を譲渡すると発表。これに伴い、20年3月期連結業績に固定資産売却益約17億8000万円を特別利益として計上するとしたことが好感された。なお、業績予想への影響は他の要因も含めて現在精査中としている。

●ストップ高銘柄

ホープ <6195>  3,015円  +500 円 (+19.9%) ストップ高   本日終値

gbHD <6557>  4,320円  +700 円 (+19.3%) ストップ高   本日終値

ビジョナリー <9263>  496円  +80 円 (+19.2%) ストップ高   本日終値

ランサーズ <4484>  933円  +150 円 (+19.2%) ストップ高   本日終値

ソレキア <9867>  10,130円  +1,500 円 (+17.4%) ストップ高   本日終値

など、8銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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