伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月10日記)
日経平均株価は、本年1月6日に開けたギャップ、昨年12月30日に開けたギャップがそれぞれ強く上値を抑えられる可能性のある価格帯となっています。
昨日は、2万3800円前後のその価格帯の限界近くまで値を戻す展開となっています。
昨年12月の高値2万4091円が戻り高値になって、すでに下降の流れへ入っているなら、本日は、昨日の高値付近で上値重く推移して、来週以降、再度下値を試す動きになると考えられます。
本日の価格が続伸して、そのまま引けるなら、2万4000円以上が強く意識される値位置になっていても、一時的にせよ2万4091円を超える可能性を考えておく必要が出てきます。
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毎週日曜日の朝に配信しています「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】(株探プレミアム・コンテンツ)」は、3連休に伴い月曜日(13日)朝に配信いたします。
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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