芝浦メカは大幅高で2カ月ぶり年初来高値更新、5G投資追い風に来期回復を先取り
芝浦メカトロニクス<6590>は4連騰と上値追いに勢いがついてきた。きょうは一時265円高の4235円まで上値を伸ばし、昨年11月8日につけた昨年来高値4195円を払拭し新高値圏に入った。半導体装置を手掛け、前工程ではエッチング装置、後工程ではチップボンダーなどで高い商品競争力を有している。今期営業減益見通しながら、合理化努力奏功し会社側従来予想の33億円は36億円予想に増額修正している。米中摩擦の影響が一巡し半導体市況の底入れが近づいているとの観測が強まるなか、次世代通信規格5G関連投資の活発化が同社にも強い追い風となっており、来期は増益転換が有望とみられる。