アドテスト、東エレクなど半導体関連堅調、TSMCの強気見通しを契機に再び追い風
アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置株が反発、目先押し目買いが優勢となっている。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が下落したほか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3日ぶり反落したが、下落率はわずか0.08%にとどまったほか、アプライドマテリアルズやインテルなどはプラス圏で引けるなど頑強な動きとなった。台湾の半導体受託生産世界最大手TSMCが2020年の売上高に強気な見通しを示しており、これが半導体業界に追い風をもたらしている。東京市場ではここ半導体関連株の上値がやや重くなっていたが、下値では買い板が厚く、改めて見直し機運が漂っている。