コーテクHDがプラス転換、4~12月期最終利益15%増益を好感
コーエーテクモホールディングス<3635>が3日ぶりに反発。売り先行でスタートしたものの、プラス圏に切り返している。27日大引け後に発表した20年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結最終利益が前年同期比14.8%増の97億1800万円と同期間として過去最高だったことが好感された。
固定資産売却益15億5900万円を計上したほか、有価証券売却益が増加したことが利益を押し上げた。主力のエンターテインメント事業はロイヤルティー収入の増加でオンライン・モバイル分野が大きく伸長したものの、開発体制拡充で固定費が増加し、営業利益は減少した。第4四半期は大型タイトルの投入で収益拡大を見込む。
最終更新日:2020年01月28日 10時53分