ストライダーズの強調展開続く、不動産事業に低金利環境の追い風
ストライダーズ<9816>が全般リスクオフの地合いに抗して続伸と強調展開をみせている。今年年初から人気化し427円まで買われた後調整を入れていたが、370円台半ばをターニングポイントに切り返し、再び400円台を回復した。IT関連商社を祖業としていたが、不動産や企業再生など投資事業会社に転身、不動産はレジデンス事業が好調で収益に貢献している。19年4~9月期営業利益は前年同期比4割強の伸びを達成。中国で発生した新型肺炎の影響から、明日までの日程で行われるFOMCではFRBがハト派的姿勢を強めることが予想され、これに追随する形で世界的な金融緩和環境が維持されるとの思惑が浮上。不動産セクターには追い風で、同社株にもポジティブ材料となる。