弁護士COMがS安、第3四半期の大幅営業減益を嫌気
弁護士ドットコム<6027>は急落し、ストップ安の4450円に売り込まれている。27日の取引終了後、20年3月期第3四半期累計(19年4~12月)の単独決算を発表しており、売上高が前年同期比33.6%増の29億9400万円だったものの、営業利益が同35.2%減の2億2700万円と大幅減益、通期予想に対する進捗率も43.8%にとどまっていることが嫌気された。
電子契約サービス「クラウドサイン」における広告宣伝費の増加などで利益を圧迫した。一方、税理士マーケティング支援サービスやクラウドサインを含む広告その他サービスが堅調だったものの、第3四半期までの費用増をカバーするまでに至らなかった。
なお、20年3月期通期業績見通しは、売上高が前期比37.3%増の43億円、営業利益が同1.9%増の5億2000万円と従来通りを据え置いている。