新興市場銘柄ダイジェスト:医学生物は急落、カヤックがストップ高

材料
2020年1月29日 16時10分

<4557> 医学生物 4235 -570

急落。20年3月期第3四半期累計の営業利益を前年同期比260.3%増の11.66億円と発表している。国内で自己免疫疾患検査試薬やがん関連試薬、中国で企業向けマテリアルが伸長した。遺伝子検査試薬が好調だったことも利益拡大に寄与した。ただ、通期予想を据え置いたことで材料出尽くしとみた売りが出たもよう。

<3904> カヤック 721 +100

ストップ高。スマートフォン向けゲーム「Park Master」が米AppStoreの無料ダウンロードランキングで1位になったことを明らかにしており、これを好感した買いが向かっているもよう。Park Masterは他の車を避けながら指で線を描いて車を駐車させるゲームで、「ハイパーカジュアルゲーム」と呼ばれるジャンル。

<4479> マクアケ 4280 +80

大幅続伸後、上げ幅縮小。20年9月期第1四半期の営業利益を1.02億円と発表。前年同期比増減率は非開示。オペレーションの効率化やプロジェクト審査の効率化が進み、プロジェクト掲載数が伸長した。プラットフォームとしての認識が深まり、会員数も拡大。プロジェクト掲載数と会員数がバランスよく伸び、応援購入総額が増加した。通期予想は前期比283.0%増の4.78億円で据え置いた。進捗率は21.3%。

<3356> テリロジー 821 +11

朝高後、上げ幅縮小。連結子会社テリロジーサービスウェアが開発・販売する多言語映像通訳サービス「みえる通訳」が九州・山口エリアで眼鏡などを販売するヨネザワの全店舗に導入されたと発表している。試験導入で顧客の要望を的確に把握して販売につながったほか、外国語が苦手なスタッフも外国人の顧客に声掛けできるようになったことや手話通訳に対応していることなどが全店舗導入の決め手になったという。

<6666> リバーエレテク 546 +64

大幅に続伸。製造子会社の青森リバーテクノで製造ラインを増設する。小型音叉型水晶振動子の需要堅調による高水準の受注残高に対応する。また、中長期的に拡大する5G(次世代通信規格)やIoT市場に向け、安定した生産体制を確立する。設備投資額は5億円で、稼働開始時期は5月の予定。設備増強で将来の利益拡大が期待できるとの見方から、買いが先行した。

《FA》

提供:フィスコ

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