いい生活が大幅続伸、不動産業界のDX担い手で12年ぶり高値圏浮上
いい生活<3796>が大幅続伸、2015年2月の高値を抜き、2008年以来約12年ぶりの水準に歩を進めている。同社は不動産物件情報などの検索支援システム販売などを手掛け、クラウドソリューションで高実績を有しており不動産業界のIT化で商機を捉えている。不動産マーケットに必須のシステム・アプリケーションを開発し、同業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)の担い手として頭角を現しているが、ここ低金利環境下で不動産セクターの中小型株の動きがよくなっており、同社もその流れに乗る形となった。足もとの業績も好調、20年3月期は4000万円の従来見通しから8500万円(前期比6.5倍)に上方修正している。