東京株式(前引け)=反落、再びリスク回避の売り圧力強まる

市況
2020年1月30日 11時47分

30日前引けの日経平均株価は前営業日比365円80銭安の2万3013円60銭と大幅反落。前場の東証1部の売買高概算は5億8361万株、売買代金概算は1兆463億2000万円。値上がり銘柄数は197、対して値下がり銘柄数は1904、変わらずは54銘柄だった。

きょう前場の東京市場は再びリスク回避の売り圧力が強まった。前日の米株市場ではNYダウが続伸したものの終盤失速する引け味の悪さが東京市場にも伝播した。中国で発生した新型肺炎の感染拡大に対する警戒感がくすぶるなか、本格化する企業の決算発表を横目に買い手控えムードが強い。外国為替市場でも円高に振れ主力株中心に向かい風となった。香港株市場が軟調に推移していることも投資家心理を悪化させている。

個別ではソニー<6758>、アドバンテスト<6857>が安く、任天堂<7974>も軟調。資生堂<4911>、武田薬品工業<4502>なども下げた。SCREENホールディングス<7735>はストップ安に売り込まれた。gumi<3903>、コムチュア<3844>なども大幅下落、レーザーテック<6920>も売られた。半面、ファナック<6954>が堅調、オムロン<6645>も買い優勢だった。サイバーエージェント<4751>が活況高。このほか、日本エアーテック<6291>がストップ高、シキボウ<3109>は大幅高となるなど新型肺炎の対策関連株に値を飛ばすものが目立つ。

出所:MINKABU PRESS

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