ログイン
米国株
2020年2月2日 9時30分
市況

【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 転機となるか緊急事態宣言、売られ過ぎ好実態株に注目!

「転機となるか緊急事態宣言、売られ過ぎ好実態株に注目!」

●長続きはしない新型肺炎による株価下落

新型肺炎の感染拡大が深刻だ。1月24日まで比較的鈍感な反応だった東京市場も、27日以降はさすがにショック安に見舞われてしまった。

この原稿を書いている時点で、中国の保健当局が30日に発表した最新データでは感染者が新たに1982人増え、9692人になったとのこと。死者も増加して213人だ。これは中国だけのデータ。日本を含め、世界各国の感染者となるとさらに増加することになる。

こんな状況だけに 東京市場がショック安に陥るのも当然ではあるのだが、正直現状を嘆いてばかりもいられない。大事なのは、「今後どうなるか」と「どう対応するか」だ。

まず強調しておきたいのは、この種のネガティブ材料による下落は長くは続かないということだ。起きたことは深刻ながら、株式市場は同じ材料にいつまでも関心を持ち続けることはない。たとえ問題が解決しなくても、しばらくすると他のことに関心を移してしまうのだ。

それがいつになるのか正確な判断は困難ながら、もっとも分かりやすいのは感染者の増加が止まる、あるいはその兆しが見える(増加ペースが落ちる)ことだ。こうなると市場は回復に向かいはじめる。いまはまだその兆しは見えないが、WHO(世界保健機関)が今回の新型肺炎について「緊急事態」であることを認めたことも、そのきっかけになる可能性が高い。

●封じ込めに動くWHOの姿勢を評価

WHOは具体的に何をするのか。医療態勢が脆弱な国を支援、ワクチンや治療法、それに診断方法の開発の促進、風評や誤った情報が拡散することへの対策、データの共有などを行うとしている。これらに即効性は期待できないが、しかるべき国際機関が新型肺炎の封じ込めに取り組む姿勢を鮮明にしたことになる。

やがては市場の一方的な下落は止まり、売られ過ぎた銘柄は買い戻されると見てよい。そこで注目株だが、新型肺炎の蔓延とは関係性が低いにも関わらず売られてしまった銘柄から選びたい。

具体的には、まずはオーソドックスな銘柄としてメニコン <7780> がある。会員による製品(コンタクトレズ)の定期的な購入(サブスクリプション)が好調であることを考えると、株価は今後回復する確率が高いと見る。

相変わらず、求人情報サイト「インディード」の好調が続くものの、株は売られてしまったリクルートホールディングス <6098> も魅力的な水準にある。

車用品販売の「オートバックス」、食品販売の「業務スーパー」をフランチャイズ展開するG-7ホールディングス <7508> も、需要好調が続いていることを考えると株価の蘇生は近そうだ。

自動車用アンテナ、半導体・スマホ用回路検査装置に強いヨコオ <6800> も大きく売り込まれている。中国での販売低迷が懸念されて売られたと見てよいが、売られすぎだろう。ここは拾いどころに見える。

電子基板向け特殊薬品に強いメック <4971> も安値から戻りの兆しを見せたものの、ここ数日、急反落してしまった。しかし、市場が落ちつく方向となっていることから再浮上が見込める。

最後にアイ・アールジャパンホールディングス <6035> を。31日に好決算を発表したが、市場予想を上回る好決算だったため一時急騰したものの、その後大きく売り込まれてしまった。多少、後遺症が残る恐れはあるが、自社株買いも発表しているだけに株価は下落する確率よりも反発する確率の方が高いと見るのが自然だ。

2020年1月31日 記

株探ニュース

関連記事・情報

  1. 【杉村富生の短期相場観測】 ─ 外資系2社の先物売買に振り回される日本市場! (02/02)
  2. 5G×自動運転が織りなす究極のステージ、有望株・徹底探索.. (02/01)
  3. 今週の上方修正【大予想】 35社選出 <成長株特集> (02/02)
  4. 「株探」の歩き方 ― (13)いち早く急騰・急落株の材料をキャッチして飛び乗ろう! (01/31)
  5. 【村瀬智一が斬る!深層マーケット】 ─新型肺炎パニックに揺らぐ株式市場だが.. (02/01)
  6. 伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 2月2日版(1) (02/02)
  7. 【高配当利回り株】ベスト50 <割安株特集> (1月31日現在)
  8. 個人投資家・有限亭玉介:軟調な地合いを超えて注目したい銘柄群.. (02/02)
  9. 今週の「妙味株」一本釣り! ─ あさひ (02/02)
  10. 【今週読まれた記事】“新型肺炎”懸念も、関連株物色は旺盛 (02/01)

人気ニュース (直近8時間)

  1. 1
    【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月18日発表分) 注目
  2. 2
    明日の株式相場に向けて=中長期投資ならいったん資金回収を 市況
  3. 3
    今朝の注目ニュース! ★バーチャレク、アピリッツ、ツナグGHDなどに注目! 注目
  4. 4
    「グローバルニッチ」株を徹底マーク、高成長性と割安さ持つ厳選6銘柄 <株探トップ特集> 特集
  5. 5
    反騰期待【RSI(20%以下)】低PER 21社選出 <テクニカル特集> 1月18日版 特集
人気ニュースベスト30を見る
ログイン プレミアム会員登録
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘することを目的としておりません。
投資の最終決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、 China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.