加賀電子が続急伸、今期経常を一転15%増益に上方修正・2期ぶり最高益更新へ
加賀電子 <8154> が続急伸。6日大引け後に発表した20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比32.9%増の79.7億円に拡大して着地したことが買い材料視された。
昨年1月に買収した富士通エレクトロニクスの業績上積みが収益を大きく押し上げたほか、医療機器や車載関連向けを中心にEMS(電子機器受託生産)ビジネスが好調だった。併せて、通期の同利益を従来予想の70億円→90億円に28.6%上方修正。従来の10.9%減益予想から一転して14.5%増益を見込み、一気に2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
株探ニュース