スミダコーポが続急騰、前期税引き前が上振れ着地・今期は28%増益へ
コイル専業大手のスミダコーポレーション <6817> が続急騰。6日大引け後に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年12月期の連結税引き前利益は前の期比46.2%減の21.8億円に落ち込んだが、従来予想の18億円を上回って着地。続く20年12月期は前期比28.2%増の28億円に回復する見通しとなり、これを好感する買いが向かった。
前期はコストの見直しが想定以上に進んだことが上振れの要因となった。今期は各国の環境規制強化を背景に電気自動車やハイブリッド自動車などxEV向け需要の拡大が期待されるほか、家電製品関連では5GやIoTの普及拡大が追い風となり、業績回復を見込む。
株探ニュース