話題株ピックアップ【昼刊】:レオパレス、ゴルドウイン、ナブテスコ

注目
2020年2月10日 11時40分

■レオパレス21 <8848>  375円  +46 円 (+14.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位

7日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)最終が赤字縮小で着地・10-12月期は黒字浮上」が好感された。

レオパレス21 <8848> が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は241億円の赤字(前年同期は439億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

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■帝国電機製作所 <6333>  1,556円  +150 円 (+10.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位

帝国電機製作所 <6333> が急騰。7日大引け後、20年3月期の連結経常利益を従来予想の27.1億円→35.1億円に29.5%上方修正。増益率が21.8%増→57.8%増に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。ポンプ事業の中国子会社で人件費など経費の見直しを実施し、採算が大きく改善する。

■太平電業 <1968>  2,667円  +246 円 (+10.2%)  11:30現在

太平電業 <1968> が急伸。7日大引け後、20年3月期の連結経常利益を従来予想の52億円→62億円に19.2%上方修正。増益率が29.6%増→54.5%増に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。火力発電設備などの補修工事や原子力工事が増加し、売上高が計画を14.0%も上回ることが利益を押し上げる。併せて、業績好調による普通配当10円と西風新都バイオマス発電所竣工の記念配当20円を実施する形で、期末一括配当を従来計画の60円→90円(前期は80円)に大幅増額修正したことも評価材料となった。

■アリアケジャパン <2815>  7,930円  +670 円 (+9.2%)  11:30現在

7日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は4%増益」が好感された。

アリアケジャパン <2815> が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.5%減の90.8億円となり、通期計画の112億円に対する進捗率は81.1%に達し、5年平均の75.8%も上回った。

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■ゴールドウイン <8111>  7,200円  +550 円 (+8.3%)  11:30現在

ゴールドウイン <8111> が大幅高。7日大引け後に発表した20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益が前年同期比42.6%増の164億円に拡大して着地したことが買い材料視された。「ザ・ノース・フェイス」を中心にアウトドアブランドの好調が継続したほか、ラグビーワールドカップ閉幕後も「カンタベリー」ブランドの売れ行きが増勢だった。また、直営店や自社ネット通販の売上拡大に加え、販売ロス削減なども大幅増益につながった。直近3ヵ月の10-12月期は消費税増税や暖冬といったマイナス影響があったにもかかわらず、売上高、経常利益ともに四半期ベースの過去最高を達成した。通期計画の160億円をすでに3.1%上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。併せて、今期の年間配当を従来計画の65円→75円(前期は1→2の株式分割前で85円)に増額修正したことも評価材料となった。

■ナブテスコ <6268>  3,435円  +240 円 (+7.5%)  11:30現在

7日に決算を発表。「今期税引き前は22%増益、9円増配へ」が好感された。

ナブテスコ <6268> が2月7日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年12月期の連結税引き前利益は前の期比6.6%減の279億円になったが、20年12月期は前期比21.5%増の340億円に拡大する見通しとなった。

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■チャームケア <6062>  962円  +57 円 (+6.3%)  11:30現在

7日に決算を発表。「上期経常は35%増益で上振れ着地」が好感された。

チャーム・ケア・コーポレーション <6062> が2月7日大引け後(15:10)に決算を発表。20年6月期第2四半期累計(7-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比34.6%増の8.8億円に拡大し、従来予想の7.5億円を上回って着地。

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■東亜建設工業 <1885>  1,859円  +105 円 (+6.0%)  11:30現在

7日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は2.4倍増益・通期計画を超過」が好感された。

東亜建設工業 <1885> が2月7日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の62.6億円に急拡大し、通期計画の61億円に対する進捗率が102.7%とすでに上回り、さらに5年平均の85.1%も超えた。

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■大建工業 <7905>  2,005円  +102 円 (+5.4%)  11:30現在

7日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が25%増益で着地・10-12月期も43%増益」が好感された。

大建工業 <7905> が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比24.8%増の70.5億円に伸び、通期計画の94億円に対する進捗率は75.1%に達したものの、5年平均の81.3%を下回った。

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■近鉄エクスプレス <9375>  1,932円  +98 円 (+5.3%)  11:30現在

7日に決算を発表。「今期経常を15%上方修正」が好感された。

近鉄エクスプレス <9375> が2月7日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比15.4%減の133億円に減った。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の135億円→155億円(前期は199億円)に14.8%上方修正し、減益率が32.3%減→22.3%減に縮小する見通しとなった。

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■LIXILビバ <3564>  2,350円  +119 円 (+5.3%)  11:30現在

LIXILビバ<3564>が大幅高で3日続伸している。7日付の日経ビジネス電子版で「LIXILグループが、ホームセンター事業を手掛ける上場子会社LIXILビバを売却する検討に入った」と報じられており、需給思惑から買いが入っているようだ。LIXILグループ<5938>は、19年9月30日時点でLIXILビバ株式の53.22%を保有しているが、記事によると全株式を売却する意向とみられるという。これに対してLIXILグループは「当社が発表したものではない。グループで事業ポートフォリオの見直しを継続的に実施していることは事実だが、現段階で決定している事実はない」とコメントしている。

■千代田化工建設 <6366>  384円  +19 円 (+5.2%)  11:30現在

千代田化工建設<6366>は商いを伴い大幅続伸で昨年来高値を更新。ここ1年以上にわたり400円未満での底値圏もみ合いが続いているが、売り物がこなれ上値が軽くなったところに、1月下旬から継続的な買いが流入。全体地合いに流されず上値指向を続け需給相場の色を帯び始めている。今月3日には20年3月期の営業利益を従来予想の190億円から250億円(前期実績は1997億円の赤字)に上方修正しており、これが物色人気に拍車をかけている。

■ユニゾホールディングス <3258>  5,780円  +210 円 (+3.8%)  11:30現在

ユニゾホールディングス<3258>が高い。同社の従業員と米投資ファンド、ローンスターが共同で設立した買収目的会社のチトセア投資は9日、株式公開買い付け(TOB)価格を従来の5100円から5700円に引き上げることを発表した。今月14日までとしていた買い付け期間も28日までに延ばした。ユニゾHDを巡っては1月に、米ブラックストーンがTOB価格を1株5600円に引き上げるなど、ファンドによる買収合戦となっている。ユニゾHDの従業員とローンスターは従業員による買収(EBO=エンプロイー・バイアウト)を目指している。この日は従業員側が買い付け価格を引き上げたことから株価は急伸しているが、一段のTOB価格引き上げも意識され、株価は5800円台まで値を上げている。

■ファンケル <4921>  3,185円  +75 円 (+2.4%)  11:30現在

ファンケル<4921>、コーセー<4922>が前日比プラス圏で推移しているほか、資生堂<4911>が下げ幅を縮小、花王<4452>も前週末終値近辺でもみ合う展開と化粧品関連株がしっかり。同銘柄群は中国向け売上比率が高く、中国消費動向の影響を受けやすい。きょうは、午前10時30分に中国で1月のCPIの発表があり、これが注目されていたが、結果は前年同月比5.4%上昇で市場コンセンサスを上回った。上昇率が8年3カ月ぶりの高水準で投資家心理にサプライズを与えており、これが化粧品株の買い戻しを助長している。

●ストップ高銘柄

Aiming <3911>  530円  +80 円 (+17.8%) ストップ高買い気配   11:30現在

ファイズHD <9325>  545円  +80 円 (+17.2%) ストップ高買い気配   11:30現在

リード <6982>  549円  +80 円 (+17.1%) ストップ高買い気配   11:30現在

櫻護謨 <5189>  7,800円  +1,000 円 (+14.7%) ストップ高   11:30現在

以上、4銘柄

●ストップ安銘柄

ギガプライズ <3830>  1,730円  -500 円 (-22.4%) ストップ安売り気配   11:30現在

以上、1銘柄

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