話題株ピックアップ【夕刊】(1):オプトラン、FUJI、ネクソン

注目
2020年2月14日 15時15分

■オプトラン <6235>  3,390円  +375 円 (+12.4%)  本日終値  東証1部 上昇率8位

オプトラン<6235>が急反発。13日の取引終了後に発表した20年12月期連結業績予想で、売上高462億円(前期比7.9%増)、営業利益120億円(同10.3%増)、純利益92億円(同1.1%増)と2ケタ営業増益を見込むことが好感された。カメラの複眼化や生体認証機能などの成膜需要の増加から引き続きスマートフォン向け成膜装置の伸長が見込まれるほか、監視カメラや5G対応に向けた通信機器部品への成膜需要拡大が期待でき装置需要も堅調に推移すると予想している。なお、19年12月期決算は、売上高428億2200万円(前の期比4.3%減)、営業利益108億7900万円(同1.8%増)、純利益91億100万円(同17.5%増)だった。

■ビー・エム・エル <4694>  3,385円  +315 円 (+10.3%)  本日終値  東証1部 上昇率9位

ビー・エム・エル<4694>が4日ぶりに反発。13日の取引終了後、新型コロナウイルスの検査を17日から受託すると発表しており、これが好材料視された。同検査は厚生労働省からの指示にもとづき、指定された施設から検体を預かり、測定を行うというもの。検査方法は、リアルタイムRT-PCR法で、国立感染症研究所が公示する測定方法と市販試薬キットを併用し、陽性の確定を行うという。なお、現段階では一般の医療機関からの検査受託は対象にしていないとしている。

■FUJI <6134>  1,985円  +159 円 (+8.7%)  本日終値

13日に決算を発表。「今期経常を14%上方修正、配当も10円増額」が好感された。

FUJI <6134> が2月13日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比10.4%減の164億円に減った。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の40円→50円(前期は50円)に増額修正した。

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■ネクソン <3659>  1,837円  +146 円 (+8.6%)  本日終値

ネクソン <3659> が2月13日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年12月期の連結税引き前利益は前の期比3.9%増の1219億円に伸びたが、従来予想の1368億円を下回って着地。ただ、3期連続で過去最高益を更新した。3期連続増益となった。なお、20年12月期の業績見通しについては配当(5円)以外は開示しなかった。

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同時に発表した「2.3%の自社株消却を実施」も買い材料。

■市光工業 <7244>  721円  +55 円 (+8.3%)  本日終値

13日に決算を発表。「今期経常は5%増益、1円増配へ」が好感された。

市光工業 <7244> が2月13日大引け後(16:40)に決算を発表。19年12月期の連結経常利益は前の期比24.0%減の73.6億円になったが、20年12月期は前期比4.6%増の77億円に伸びる見通しとなった。

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■日産車体 <7222>  1,135円  +80 円 (+7.6%)  本日終値

13日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が40%増益で着地・10-12月期も3.5倍増益」が好感された。

日産車体 <7222> が2月13日大引け後(17:10)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比40.0%増の67.3億円に拡大し、通期計画の74億円に対する進捗率は91.0%に達し、5年平均の61.8%も上回った。

⇒⇒日産車体の詳しい業績推移表を見る

■PCデポ <7618>  576円  +36 円 (+6.7%)  本日終値

13日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が10%増益で着地・10-12月期も13%増益」が好感された。

ピーシーデポコーポレーション <7618> が2月13日大引け後(16:50)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比9.9%増の23.1億円に伸び、通期計画の27億円に対する進捗率は85.8%に達し、5年平均の74.2%も上回った。

⇒⇒PCデポの詳しい業績推移表を見る

同時に発表した「1月売上高は9%増」も買い材料。

■エア・ウォーター <4088>  1,613円  +94 円 (+6.2%)  本日終値

エア・ウォーター<4088>が5日ぶりに反発。同社は13日取引終了後に、20年3月期第3四半期累計(19年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は388億2100万円(前年同期比23.4%増)となり、通期計画480億円に対する進捗率は80.9%となった。売上収益は5920億7700万円(同10.1%増)で着地した。第3四半期に入り産業ガス事業の一部で需要の停滞感がみられたものの、製品価格の改定をはじめとした収益体質強化に向けた取り組みによって収益力が向上。また、積極的なM&Aによる新規連結効果や、木質バイオマスによる発電事業の収益化が始まったことも寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■DIC <4631>  3,125円  +182 円 (+6.2%)  本日終値

DIC<4631>が後場急伸。同社はきょう正午に、20年12月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを450億円(前期比8.9%増)としていることや、年間配当を110円(前期実績に比べ10円増配)としていることが好感されたようだ。売上高は8100億円(同5.4%増)を見込んでいる。今期はパッケージ材料や機能性顔料、サステナブル樹脂の拡販を進めるとともに、コストダウン施策に取り組む方針。前提為替レートは1ドル=108円00銭(前期は109円11銭)、1ユーロ=120円96銭(同122円13銭)としている。

■LITALICO <6187>  2,981円  +171 円 (+6.1%)  本日終値

13日に決算を発表。「10-12月期(3Q)経常は15%増益」が好感された。

LITALICO <6187> が2月13日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比18.7%減の7億7700万円に減り、通期計画の8億2900万円に対する進捗率は4年平均の98.1%を下回る93.7%にとどまった。

⇒⇒LITALICOの詳しい業績推移表を見る

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