話題株ピックアップ【夕刊】(3):パークシャ、日本航空、コロナウイルス関連

注目
2020年2月17日 15時23分

■パークシャ <3993>  2,936円  -464 円 (-13.7%)  本日終値

14日に決算を発表。「10-12月期(1Q)経常は32%減益で着地」が嫌気された。

PKSHA Technology <3993> [東証M] が2月14日大引け後(16:00)に決算を発表。20年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比31.7%減の1.1億円に落ち込み、通期計画の7.1億円に対する進捗率は16.1%にとどまり、さらに前年同期の28.2%も下回った。

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■ウィズメタク <9260>  3,060円  -435 円 (-12.5%)  本日終値  東証1部 下落率10位

14日に決算を発表。「今期経常は31%減益、35円減配へ」が嫌気された。

西本Wismettacホールディングス <9260> が2月14日大引け後(18:00)に決算を発表。19年12月期の連結経常利益は前の期比30.8%減の45.4億円になり、20年12月期も前期比30.8%減の31.4億円に落ち込む見通しとなった。

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■帝国繊維 <3302>  2,239円  -219 円 (-8.9%)  本日終値

14日に決算を発表。「今期経常は32%減益へ」が嫌気された。

帝国繊維 <3302> が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。19年12月期の連結経常利益は前の期比24.1%増の61.9億円に伸びたが、20年12月期は前期比32.2%減の42億円に落ち込む見通しとなった。

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■パーソルHD <2181>  1,945円  -180 円 (-8.5%)  本日終値

14日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)最終が赤字転落で着地・10-12月期は33%減益」が嫌気された。

パーソルホールディングス <2181> が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は6.5億円の赤字(前年同期は187億円の黒字)に転落した。

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■大正薬HD <4581>  7,330円  -670 円 (-8.4%)  本日終値

大正製薬ホールディングス<4581>は急反落。14日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を2935億円から2905億円(前期比11.1%増)へ、営業利益を330億円から215億円(同31.1%減)へ、純利益を295億円から210億円(同56.8%減)へ下方修正したことが嫌気された。セルフメディケーション事業のアジア地域における委託販売への移行などの影響を考慮し売上高の見通しを引き下げたほか、ハウザン製薬やUPSA社を連結子会社化したことに伴う一時的な売上原価や販管費の上昇が利益を圧迫したという。なお、第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高2113億3800万円(前年同期比5.7%増)、営業利益175億6900万円(同37.5%減)、純利益179億2900万円(同65.1%減)だった。

■じげん <3679>  449円  -40 円 (-8.2%)  本日終値

14日に決算を発表。「10-12月期(3Q)税引き前は17%減益」が嫌気された。

じげん <3679> が2月14日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比2.4%減の28.8億円だった。

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■レーサム <8890>  941円  -67 円 (-6.7%)  本日終値

14日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が79%減益で着地・10-12月期は赤字転落」が嫌気された。

レーサム <8890> [JQ] が2月14日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比78.7%減の19.5億円に大きく落ち込み、通期計画の118億円に対する進捗率は16.5%にとどまり、5年平均の75.6%も下回った。

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■GCA <2174>  831円  -48 円 (-5.5%)  本日終値

14日に決算を発表。「前期税引き前は3%減益で着地・10-12月期(4Q)税引き前は39%減益、今期業績は非開示」が嫌気された。

GCA <2174> が2月14日大引け後(15:20)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。19年12月期の連結税引き前利益は前の期比3.4%減の33.7億円に減った。なお、20年12月期の業績見通しについては配当(35円)以外は開示しなかった。

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■ビーネックスグループ <2154>  1,005円  -54 円 (-5.1%)  本日終値

14日に決算を発表。「上期経常が11%減益で着地・10-12月期も25%減益」が嫌気された。

ビーネックスグループ <2154> が2月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比11.0%減の27.1億円に減り、通期計画の63.5億円に対する進捗率は42.8%にとどまり、5年平均の46.3%も下回った。

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■日本航空 <9201>  3,027円  -72 円 (-2.3%)  本日終値

日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>などいずれも下値模索の動き。業種別騰落率で「空運」は値下がり率のワーストワンを競う展開となっている。中国で発生した新型肺炎の感染拡大が続いており、中国国内では感染者数の累積が7万人を超えたと伝わった。世界各国での感染者数も増加を続けていることで、空運業界にとって旅客需要の減退は免れない状況にある。業績への下方修正圧力を懸念した売りがかさんだ。

■重松製作所 <7980>  1,948円  +400 円 (+25.8%) ストップ高   本日終値

川本産業<3604>、中京医薬品<4558>、ニイタカ<4465>、重松製作所<7980>、興研<7963>など一連の新型肺炎の対策関連株が軒並みストップ高。全体相場は新型肺炎による企業業績への影響などを懸念して主力株中心に広範囲に売られる展開を余儀なくされているが、これらの銘柄群だけはマネーゲームの対象として集中的に買いを集めた。

■フリークHD <6094>  1,505円  +300 円 (+24.9%) ストップ高   本日終値

フリークアウト・ホールディングス<6094>がストップ高の1505円に買われた。前週末14日に発表した第1四半期(19年10~12月)連結決算が、売上高74億2200万円(前年同期比69.8%増)、営業利益3億100万円(前年同期1億7000万円の赤字)となり、営業利益の通期予想を上回ったことが好感された。前期に子会社化したプレイワイヤー社が好調に推移したのをはじめ海外広告が伸長したことが牽引役となり、売上高が四半期として過去最高を記録した。また、国内外子会社の整理や投資事業の貢献などで利益が大きく改善したことも寄与した。

●ストップ高銘柄

新内外綿 <3125>  1,345円  +300 円 (+28.7%) ストップ高   本日終値

スガイ化学工業 <4120>  1,990円  +400 円 (+25.2%) ストップ高   本日終値

マナック <4364>  1,635円  +300 円 (+22.5%) ストップ高   本日終値

など、15銘柄

●ストップ安銘柄

マイネット <3928>  564円  -150 円 (-21.0%) ストップ安   本日終値

ブティックス <9272>  2,845円  -700 円 (-19.8%) ストップ安   本日終値

イオレ <2334>  2,098円  -500 円 (-19.3%) ストップ安   本日終値

マーケットE <3135>  2,125円  -500 円 (-19.1%) ストップ安   本日終値

パワーソリューションズ <4450>  3,185円  -700 円 (-18.0%) ストップ安   本日終値

など、12銘柄

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