マザーズ指数は続落、そーせいが大幅高となるもその他の主力処が重しに/マザーズ市況

市況
2020年2月17日 16時07分

本日のマザーズ指数は続落となった。寄り付き前に発表された予想を下回る10-12月期の国内総生産(GDP)速報値がネガティブ視され、主力・新興市場ともに売りが先行。マザーズ指数もギャップダウンからのスタートに。ただ、その後は上海総合指数の値動きなどが支援材料となる形で前引けにかけて下げ幅を縮小。とはいえ、後場は再び弱含むなど、終日個別物色中心で全体としては方向感に欠ける展開となった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で913.71億円。騰落数は、値上がり56銘柄、値下がり250銘柄、変わらず6銘柄となった。

個別では、7%高のそーせい<4565>がマザーズ売買代金トップにランクイン。20年12月期の営業利益見通しが前期比93.5%増の10.41億円と発表したギフティ<4449>、第1四半期決算が引き続き評価されたイグニス<3689>などがそれぞれ大幅高に。また、新型コロナウイルス感染症に対する事業活動対応について発表したPSS<7707>、20年3月期第3四半期の税引き前利益が黒字浮上で着地したCYBERDYNE<7779>、サイバー攻撃に関する一部報道を受けて関心が向かったChatwork<4448>などにも物色が見られた。一方、新株予約権発行による希薄化懸念が先行し14%安と急落したAiming<3911>を筆頭に、20年9月期第1四半期の営業利益が前年同期比36.6%減の1.07億円で着地したPKSHA Technology<3993>、19年12月期決算の発表を延期すると公表したALBERT<3906>などの下げが目立った。その他、サンバイオ<4592>、UUUM<3990>、JTOWER<4485>、ラクス<3923>、フリー<4478>、TKP<3479>などマザーズの主力処も売られた。

《FA》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.