本日注目すべき【好決算】銘柄 月島機、荏原、PCA (26日大引け後 発表分)

注目
2020年2月27日 7時01分

26日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

月島機 <6332>   ★今期経常を17%上方修正、配当も2円増額

◆20年3月期の連結経常利益を従来予想の63億円→74億円に17.5%上方修正。減益率が22.6%減→9.0%減に縮小する見通しとなった。豊富な受注残が順調に進捗し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の22円→24円(前期は22円)に増額修正した。

荏原 <6361>   ★今期経常を14%上方修正

◆20年12月期の連結経常利益を従来予想の255億円→291億円に14.1%上方修正。減益率が28.3%減→18.2%減に縮小する見通しとなった。畠山記念館の増改築工事に係る費用総額40億円を今期に一括計上する予定だったが、会計年度ごとの計上に変更することが上振れの要因。今期の費用計上は4億円となる。

ピープル <7865> [JQ]  ★前期経常を36%上方修正

◆20年1月期の連結経常利益を従来予想の2.1億円→2.8億円に36.5%上方修正。減益率が50.0%減→31.8%減に縮小する見通しとなった。年明け以降の受注が想定以上に伸びたことが寄与。1月の売上高は大型屋内遊具類を中心に全カテゴリーで前年実績を上回った。

PCA <9629>   ★今期の期末一括配当を23円増額修正

◆20年3月期の期末一括配当を従来計画の31円→54円(前期は31円)に大幅増額修正した。好調な業績を踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期最終利益は前期比89.6%増の17.1億円と20期ぶりに過去最高益を更新する見通し。

権利確定日を約1ヵ月後に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

株探ニュース

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