個人投資家・有限亭玉介:新型肺炎に市場が警戒!今注目する銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2020年2月23日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2020年2月19日13時に執筆

株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

この度は『新型肺炎に市場が警戒!今注目する銘柄』というテーマで寄稿させて頂きますよ。

さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。

まず初めに紹介致しますのは家具や自動車、航空機向けの合皮の製造販売を行うウルトラファブリックスHD<4235>です。米テスラの好決算やドイツの新工場の土地を取得したとの報道を受けて、テスラとの引き合いありと見られる同社に再び思惑買いが入りましたねぇ。同社も自動車用シート製品の売上が拡大しており、2月14日発表の19年12月期の決算は、減益着地となりましたが、20年12月期は税引前利益が前期比2.2倍に拡大するとの見通しです。200日線が上値抵抗線となっている模様ですが、下値も切り上げつつある為、中長期目線で「下」で拾ってみるか…と見ている銘柄です。

2つ目の銘柄はクラウドや量子コンピューター関連まで幅広いテーマ性を持つテラスカイ<3915>です。直近では新型肺炎拡大を背景に、企業のテレワーク化が進むとの見方から、同関連としての物色を受けている模様です。1月14日の発表の第3四半期決算では、経常利益が前年比の10倍近くまで拡大して着地しており、通期に対する進捗率は既に100%を超えています。クラウド導入支援サービスが市場の需要をしっかり捉え、業績は好調さを見せております。昨年からチャート(週足)は13週線を下値サポートに上昇トレンドが続き、分割考慮後の上場来高値(2016年5月高値3748.8円) を目指しているように見えますねぇ。

3つ目の銘柄は新型コロナウイルス関連から注目されておりますアイロムグループ<2372>です。1月31日に国立感染症研究所が新型コロナウイルスの分離に成功したとの報道が出ると、株価は窓を開けて急騰しました。2月6日には同社の子会社であるIDファーマが、上海公衆衛生臨床センターと新型コロナウイルスの新規ワクチンの共同開発をおこなうと発表しており、調整した株価が再び急騰する結果となりました。この動意で25日線も上昇に転じ、75日線に迫ってきている事もあり、ゴールデンクロスも間近かと見ています。

4つ目の銘柄も新型コロナウイルス関連から、アルコール消毒液や非接触の自動噴射タイプ型アルコール消毒器を手掛けるニイタカ<4465>です。業務用アルコールだけでなく家庭用も好調な同社は、今回の新型肺炎問題からはさらなる恩恵を受ける企業と見られているようです。昨年12月26日に発表された決算では、新型肺炎流行前に経常利益を前年同期から4割ほど増益させるなど、既に好業績で着地しており、上方修正を見越した買いも入っているかもしれませんな。新型肺炎関連のトレンドが継続となれば短期的に下値で拾ってみるのも妙かと監視中です。

最後の銘柄はIPO銘柄より昨年12月23日に上場致しましたカクヤス<7686>です。酒類・食品などの個人向け・業務用販売と卸売事業を展開しています。日本の酒類などが徐々に海外や訪日外国人の間で人気化しているように、国内外の需要増を背景にした期待があります。チャート(日足)は、上場後から下落トレンドではありましたが、2月3日の安値1565円から反発していく展開に期待したいところです。2月14日発表の第3四半期決算は経常利益13億円で着地し、通期に対する進捗率は71.0%に至っています。「ひふみ投信」で有名なレオス・キャピタルワークスが同社株を大量保有している事からも、今後さらに人気化するか、注目したいところです。

と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《SF》

提供:フィスコ

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