２６日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は１２３ドル安と５日続落
２６日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前日比１２３．７７ドル安の２万６９５７．５９ドルと５日続落した。
ＮＹダウは、午前中は堅調に推移し一時４００ドルを超える上昇となった。ただ、ブラジルで初めて新型コロナウイルスの感染者が確認されたほか、米国でも感染拡大への懸念が膨らみ、午後にはマイナス圏に下落。結局、昨年１０月下旬以来の２万７０００ドル割れで取引を終えた。最高経営責任者（ＣＥＯ）の退任を発表したディズニーが安く、原油価格の下落でシェブロンやエクソン・モービルが値を下げた。化学のダウが下落し、オンライン旅行会社のエクスペディアやデルタ航空が安い。半面、アップルやアマゾン・ドット・コム、アルファベット（グーグル）など主力ＩＴ関連株が高い。ギリアド・サイエンシズやファイザーも値を上げた。
ナスダック総合株価指数は、同１５．１６２ポイント高の８９８０．７７５と５日ぶりに反発。出来高概算は、ニューヨーク市場が１３億１６４７万株、ナスダック市場は３５億６５４９万株となった。