＜注目銘柄＞＝ビーブレイク、ＧＣ実現で出直り機運高まる
ビーブレイクシステムズ<3986>が２月１２日に発表した２０年６月期第２四半期累計（１９年７～１２月）の単独決算は、経常利益が８８００万円（前年同期比１９．０％増）となり、通期計画１億７０００万円に対する進捗率は５１．８％と計画線上で着地した。
主力のパッケージ事業は、クラウドＥＲＰ「ＭＡ－ＥＹＥＳ」の新規受注や既存ユーザーの追加開発に関する受注が堅調なほか、前期に受注した案件の稼働に伴って保守料やＳａａＳ版の利用料が伸長。システムインテグレーション事業は前期にオープンしたフリーランス専用の案件紹介サイト「Ｈｕｍａｌａｎｃｅ」の貢献などから成約件数が増加した。企業のシステム投資ニーズやエンジニア需要の高さが追い風となっており、下期も好業績が期待できそうだ。
株価は１月２３日に昨年来高値２４６０円をつけたあと上げ一服商状となったが、下値は１７５０円近辺で下げ止まり、７５日移動平均線がサポートラインとして機能。足もとでは５日移動平均線と２５日移動平均線がゴールデンクロス（ＧＣ）を実現するなど出直り機運が高まりつつある。（参）