5営業日で下落幅2300円近くに/後場の投資戦略

市況
2020年2月28日 12時28分

日経平均 : 21184.77 (-763.46)

TOPIX  : 1517.76 (-50.30)

[後場の投資戦略]

前日のNYダウが過去最大の下げ幅を記録し、本日の日経平均もこうした流れを引き継いで25日に匹敵する下落となっている。21日からの5営業日の下落幅は2300円近くに、また1月17日の取引時間中に付けた直近高値24115.95円からの下落幅は3000円近くに達し、損失限定やリスク回避を目的とした売りを招いているとみられる。マザーズ指数は一時706.12ptと、2016年2月以来の水準まで下落。個人投資家も信用取引の追加証拠金(追い証)差し入れを回避するため投げ売りの様相だろう。日経レバETF<1570>は25日以降、信用取引の買い持ち高が積み上がっていたようだが、こうした投資家の損失も大きいと考えられる。

安倍首相が3月2日から小中学校や高校、特別支援学校を臨時休校するよう要請したが、OLCも東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを今月29日から3月15日まで臨時休園すると発表。専門家からは4~5月が流行のピークになるとの意見も出てきており、収束は見通しづらい。また、内需系・外需系と広範な企業が影響を受けるとみられ、いきおい投資資金は巣ごもり消費、衛生用品販売、教育支援等の関連銘柄に集中しやすくなっている。(小林大純)

《AK》

提供:フィスコ

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