サムコが買い気配、上期経常を47%上方修正・19期ぶり最高益更新へ

材料
2020年3月3日 9時04分

半導体製造装置のサムコ <6387> が買い気配でスタート。2日大引け後、20年7月期上期(19年8月-20年1月)の経常利益(非連結)を従来予想の3.2億円→4.7億円に47.2%上方修正。増益率が22.1%増→79.8%増に拡大し、19期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。

売上高は計画未達となったものの、海外で利益率の高い製品の販売が伸びたことが利益を押し上げた。工場の安定稼働による生産性向上や経費抑制の推進も上振れの要因となった。なお、通期の経常利益は従来予想の7.2億円(前期は3億円)を据え置いた。

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