東京株式(前引け)=続急落、リスクオフ一色で2万円ラインを大きく割り込む

市況
2020年3月9日 11時43分

9日前引けの日経平均株価は前営業日比1276円68銭安の1万9473円07銭と続急落。前場の東証1部の売買高概算は11億1376万株、売買代金概算は1兆5897億4000万円。値上がり銘柄数は22、対して値下がり銘柄数は2133、変わらずは8銘柄だった。

きょう前場の東京市場はリスクオフ一色の展開を余儀なくされた。前週末の欧米株安に加え、外国為替市場で急激な円高が進行しており、これを嫌気する形で主力株をはじめ広範囲に売りが噴出する形となった。先物主導で日経平均はフシ目の2万円大台を大きく割り込み、1万9000円台半ばまで一気に水準を切り下げている。全体の99%の銘柄が下落する文字通りの全面安商状となった。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が売られたほか、ファーストリテイリング<9983>が急落。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクの下げも

目立つ。東京エレクトロン<8035>、村田製作所<6981>、日本電産<6594>なども大きく値を下げた。三菱商事<8058>が下落、コマツ<6301>も安い。エスクリ<2196>、カーブスホールディングス<7085>などストップ安に売られる銘柄も多かった。一方、ニチレイ<2871>が逆行高となったほか、シナネンホールディングス<8132>も買われた。

出所:MINKABU PRESS

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