伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月10日記)
日経平均株価は、15年6月から16年6月までの下げ幅(6088円幅)と同程度の下げ幅になる地点が1万8360円となります。
昨晩、225先物が一段安となったことで、日経平均株価の本日の寄り付き値は下放れて始まる公算です。
まだ、勢いの強い下げの流れが終息する動きがあらわれていないため、本日は一気に下値を目指す動きになる可能性を考えておく必要があります。
昨年8月の安値2万0110円が意識されて、下値堅さを示す動きがあらわれるなら、本日は寄り付き後、すぐに上昇を開始して、2万円の節目に接近する程度まで上昇すると考えられます。
その場合、寄り付き後、すぐに上げ幅を拡大してゆく流れになる必要があるので、午前中に価格が上値重くなった時点で、1万8360円を目指す可能性を考えておきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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