萩原工業が3日続落、第1四半期は2ケタ営業増益も反応限定的

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2020年3月10日 13時27分

萩原工業<7856>は3日続落。9日の取引終了後、20年10月期第1四半期(19年11月~20年1月)連結決算を発表。営業利益7億2500万円(前年同期比15.1%増)、純利益6億2500万円(同47.5%増)と2ケタの増益となったものの、これに対する市場の反応は限定的のようだ。

主力の合成樹脂加工製品事業で、人工芝用原糸やフレキシブルコンテナバッグ関連が不調となり、売上高は72億2500万円(同4.5%減)と減収となった。ただ、粘着クロス関連及びコンクリート補強繊維「バルチップ」の国内販売が好調だったことや、機械製品事業の中国向け液晶ディスプレー用大型機やバッテリーセパレーターフィルム用が順調に推移したことが増益に寄与した。

なお、通期業績見通しは、売上高310億円(前期比4.6%増)、営業利益27億円(同0.9%減)、純利益20億9000万円(同3.8%増)の従来予想を据え置いた。

出所:MINKABU PRESS

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