極楽湯HDが急反発、温泉事業を手掛けるエオネックスグループを子会社
極楽湯ホールディングス<2340>が急反発している。10日の取引終了後、日本アジアグループ<3751>傘下のアスナルコーポレーション(石川金沢市)から、エオネックス(石川県金沢市)及び利水社(同)の全株式を取得し子会社化すると発表しており、これを好感した買いが入っている。
エオネックスなどは、石川県などの北陸地域をはじめとして、全国で温泉掘削や温泉設備工事、地質調査、測量及び温浴施設2店舗の運営などを展開している。極楽湯HDでは、温浴施設の出店が増えていくなか、温浴設備の保守メンテナンスの強化が、安定した施設運営で重要と考えていることから、温浴施設の運営を効率よく、かつ低価格でサポートできる体制の確保のため、今回の子会社化を決めたという。なお、株式取得日は4月1日の予定で、20年3月期業績への影響は軽微としている。