東京株式(前引け)=続急落、新型コロナによる世界同時株安で1000円超の下げ

市況
2020年3月12日 11時48分

12日前引けの日経平均株価は前営業日比1003円82銭安の1万8412円24銭と続急落。前場の東証1部の売買高概算は12億1870万株、売買代金概算は1兆7347億1000万円。値上がり銘柄数は26、対して値下がり銘柄数は2133、変わらずは6銘柄だった。

きょう前場の東京市場はリスク回避の流れが一気に強まり、日経平均は1000円強の急落となった。新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念から、世界同時株安の状況となっており、アジア株の下落や米株価指数先物の下げを横目に広範囲に売りが出て東京市場も全面安商状となった。トランプ米大統領が欧州からの渡航者を30日間制限すると表明したことも売りに拍車をかける形となっている。

個別ではソフトバンクグループ<9984>、ファーストリテイリング<9983>が急落、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>も大きく値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも売られた。IBJ<6071>はストップ安、アイティメディア<2148>、エイチ・アイ・エス<9603>なども大幅安。半面、前田道路<1883>が高く、ホクシン<7897>、クラボウ<3106>なども上昇した。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.