カルナバイオがカイ気配スタート、中国バイオノバ社とライセンス契約を締結
カルナバイオサイエンス<4572>がカイ気配スタートとなっている。16日の取引終了後、現在、血液がんを治療標的として開発中の次世代BTK阻害剤AS-1763に関して、中国バイオノバ・ファーマシューティカルズ(上海市)と中華圏におけるライセンス契約を締結したと発表しており、これが好感されている。
今回の契約は、開発・商業化にかかる中華圏(中国及び台湾)の権利を、バイオノバ社に供与するというもの。対価としてカルナバイオは契約一時金を受領するほか、開発状況や上市などの進捗に応じて追加的に最大で約2億500万ドル(約215億円)を受け取ることになるほか、中華圏における上市後の売上高に応じた最大2ケタの料率の段階的ロイヤルティーを受け取るとしている。